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アシナガバチの巣を放っておくと危険がいっぱい

巣

アナフィラキシーショックの危険性がある

アシナガバチは、スズメバチ科のアシナガバチ亜科に属するハチの総称です。体長は2cm前後、名前の通り長い後ろ足が特徴で、日本でも全国的によく見られる種類のハチです。アシナガバチの生態は、巣の造りや幼虫の餌など同じ仲間であるスズメバチに似ています。しかし、スズメバチとは異なり、性格がおとなしいことで知られています。基本的にこちらから何かをしない限り、向こうから攻撃してくることはほとんどありません。また、スズメバチに比べれば毒も弱く、アシナガバチに刺されたことが直接命に関わるような問題となることは稀です。このように比較的危険が小さく、害虫を駆除してくれる益虫でもあるアシナガバチですが、注意が必要な点もあります。それは、アナフィラキシーショックの危険性です。この重度なアレルギー反応は、ほんのわずかなアレルギー物質が原因でも引き起こされ、最悪の場合では死に至るケースもあります。そのため、アシナガバチの巣を見つけても、安易に近寄ったりいたずらをしたりすることは避けなければいけません。

蜂の巣

刺されてしまった時は応急処置をする

スズメバチに比べれば危険性が少ないアシナガバチですが、アナフィラキシーショックの可能性も含めて危険がまったくないわけではありません。そのため、特に小さな子供がいる家庭では十分に注意する必要があります。アシナガバチの巣を見つけたら、念のために駆除しておくのが安心です。アシナガバチは殺虫剤に弱いので、自分で駆除することも可能です。ただ、駆除の最中に刺される例も少なくありませんので、心配な場合は専門の業者に依頼するのが安全です。また、もしアシナガバチに刺されてしまった場合には、直ちに応急処置を行うことが大切です。アシナガバチに刺されたら、まず現場から移動しましょう。そのままでいると、他のハチからも攻撃を受ける可能性があります。次に、刺された部位を流水でよく洗い、できるだけ毒素を流します。そして、患部に虫刺され薬を塗り、しばらく安静にした後で必要に応じて病院を受診します。ただし、刺された場所の痛みや腫れだけではなく、呼吸困難や腹痛・嘔吐など全身に症状が出た場合には、アナフィラキシーショックの危険があります。そのような時は救急車を呼ぶなどして、一刻も早く医療機関へ向かうことが肝心です。